脂肪の分解プロセスと分解された脂肪の利用方法

脂肪の分解プロセスと分解された脂肪の利用方法

体内の体脂肪というのは、合成と分解を繰り返しているのでえすが、このバランスによって脂肪の蓄積量が決定されています。すなわち合成が分解を上回ると脂肪の蓄積量が増加するため分解が活発化される必要があります。そのためには食事量の規制や、運動量を増加させる等の措置が必要になってきます。この脂肪の合成と分解のプロセスを正しく理解していないと、間違ったダイエットをして体を壊す原因となりかねません。

 

さて体内で合成された脂肪はいかにして分解されていくかについてお話をします。体内で余分になった脂肪というのは、分解が必要ですが、運動等によって分解されるとグリセリンと脂肪酸になって脂肪細胞に運び出され、一部はエネルギー源として消費される仕組みになっています。この脂肪の分解をするためには、リパーゼという脂肪分解酵素が働く必要があります。

 

ただこの脂肪分解酵素が有効に働くためには、体内からノルアドレナリンやアドレナリン、副腎皮質ホルモンが分泌されなければなりません。これらの分泌量を増やすには運動をすることが必須となってきます。ですのでスタイルを良くする方法として脂肪燃焼の為の運動が大切なのです。

 

運動は筋肉活動によって行われますが、その際にエネルギーが必要となります。またエネルギーは血液によって運ばれるので運動をするつどエネルギーが必要となり、血流が促進され、呼吸が活発化します。そして脂肪酸が速やかに血液中に取り込まれ筋肉に運ばれることになります。さらに脂肪分解を促進するノルアドレナリンや等のホルモンの分泌量も増加するので効果が非常に高くなります。

 

運動によって脂肪を分解することができるのですが運動といってもさまざまな運動方法があります。場合によって健康を害する運動というのもありますので注意が必要です。

脂肪分解に有効な運動

脂肪というのは酸素というのが必須でさらに全身の筋肉を動かせる運動ほど効果が高いことが期待できます。しかも体を痛めない程度に、長時間、ゆっくり実践できる運動を選ぶということが大切で、ウォーキングというのが非常におすすめです。

 

危険な運動

運動は健康に良いといわれていても、運動が原因で心臓障害や突然死を引き起こしていたのでは意味がありません。特に普段ほとんど運動していない人が、ある日突然運動を開始すると、ノルアドレナリンやアドレナリン、副腎皮質ホルモンが急激に分泌されます。

 

すると、脂肪細胞に脂肪が急激に分解されるため脂肪酸の量が過剰になる恐れがあります。
この脂肪酸は通常アルブミンという物質と結合しているのですが、アルブミンの量に上限があるため結合できずに余分な脂肪酸が存在してしまいます。

 

この余った脂肪酸は上皮細胞を傷つけることがあり、これを修復するために血小板によって血液を凝固しようという作用が起こります。これが血流を悪化する原因となり、心臓障害や突然死を引き起こす原因ともなりかねません。