ダイエット失敗の危険性に厳重警戒!避けるべきダイエットとは?

ダイエット失敗の危険性に厳重警戒!避けるべきダイエットとは?

質問

スタイルを良くする方法が女性誌など多数紹介されていますが、食事制限ダイエットや断食ダイエットなどを実践して本当に大丈夫か不安です。ダイエットを実践する上での間違った認識とはどのような点ですか?

 

回答

肥満になるとどうしても他人からの目が気になってしまいがちであるということは否定できません。特に、人生を歩む上で人と関わるということは必須ですので仕事においても友人関係、恋愛関係においても、肥満であるというだけで圧倒的に損をするという事が多いのが現状です。

 

確かにスタイルの良い女性というのは肥満の女性に比べれば良い評価を受けるので健康を促進する上では望ましいことだと言えます。ただ、これも限度を超えると栄養失調になる等、健康を害するという落とし穴はあまり知られていないようです。特に現代人にとっての大きな肥満に対する2つの認識の誤りについてお話します。

 

BMIに対する誤認

BMIという指標がありますが、これは25以上が肥満と定義されています。ただ25未満であるにも関わらず、自分の体系が納得いかずにもっと痩せたいと願っている人がかなり多く存在しているというデータが判明しました。

 

人はどうしても他人と比較したがる傾向にあるので、たとえ数値では肥満に該当しないとしても、さらにスリムな体系の人を見ると、自分はまだまだスリムになれるはずであるという思い込みをしてしまうようです。これをきっかけに断食をしたり過度な運動をして体を壊してしまうという人が後を絶えません。

 

肥満解消ブームの影響

肥満であることを悪だと捉える風潮はいまだに根強く残っているため肥満を解消するために、肥満解消法の書籍や薬品、サプリメントなどが出回るようになりました。とくに「私はこの方法で痩せることができました」という誇大広告も目立つようになりました。

 

確かにその人の体質にとっては、その方法で肥満解消ができたのかもしれませんが、別の人が同じ方法で肥満解消ができるかというとそういいきれません。中には医学的に見てどう考えても健康に悪いと言わざるを得ない肥満解消法というのも存在するのは事実です。

 

例えば過去にブームになった非常に危険な食事制限ダイエットによる肥満解消法を3つ例に出してみます。

 

■プロテインダイエット
この方法はタンパク質であるプロテインのみを摂取して肥満解消を図るというダイエット法です。タンパク質というのは、血液、筋肉などの身体に重要な組織を構成する必須の要素であるので、タンパク質を積極的に摂取するということは大切なことです。しかしタンパク質だけに特化することによって栄養バランスが偏るというリスクがあります。

 

人間にはタンパク質のほか、脂肪や糖質であったり、炭水化物であったり生きるために必要なエネルギーというのがバランス良く摂取されることによって健康体が維持できるという重要な事実を無視するというのは大きな問題点です。

 

特に炭水化物と脂肪から出されるエネルギーが減少すると、その不足分をタンパク質から出されるエネルギーで補完することになり、体を構成するタンパク質が減ってしまいます。ですのでタンパク質だけに特化して摂取するという肥満解消法は非常にリスクが高いのです。

 

■ゆで卵ダイエット
ゆで卵というのはタンパク質が豊富な食品として知られています。このゆで卵ダイエットは、ゆで卵だけを大量に摂取するという肥満解消法なのですが、低カロリーさを売りにした方法であり、非常にリスクが高い方法です。

 

たとえゆで卵だけを一日3食食べたとした場合、カロリーでいうと1000キロカロリー程度にしか到達せず、一日に摂取すべきカロリーの半分にも満たないのです。確かにこれを継続すれば確実に肥満は解消するのですが、栄養バランスが偏り、非常に危険です。

 

■炭水化物ダイエット
この方法は炭水化物の摂取に特化した肥満解消法です。タンパク質というのは体を構成する重要な要素であるのですが、体を構成するために必要な量以上は利用されない場合は、体の燃料用に消費されるだけであるので、初めから摂取する必要はないという考え方によって生み出された方法です。ただ炭水化物だけでは栄養バランスが偏るため、やはり健康体を維持できるわけがありません。

 

いかがでしたか?上記のような肥満解消法というのは明らかに医学的に見て健康を害する方法であり、確かに痩せるということは実現できるかもしれませんが、不健康な痩せ方をすることは明らかです。