脂肪の種類とは?脂肪が存在する部位毎の解説

脂肪の種類とは?脂肪が存在する部位毎の解説

脂肪というのは血液、皮下、内臓など全身にわたって存在しています。それぞれ部位ごとに解説します。

 

血中の脂肪

血液の中にある脂肪については、中性脂肪、遊離脂肪酸、コレステロールがあります。

 

■中性脂肪
中性脂肪は運動をする際のエネルギー源となっていて、運動時にはこの中性脂肪を分解してエネルギーを出す仕組みになっています。ですので運動をすれば中性脂肪は減り、運動不足になると増えるということになります。これが過剰になると皮下、肝臓、心臓などに蓄積され、肥満、動脈硬化、心筋梗塞などを引き起こします。

 

■遊離脂肪酸
これは中性脂肪が分解されて血液中にだされたものです。この遊離脂肪酸は筋肉等の組織に運ばれてエネルギーの供給をします。すなわち中性脂肪が分解されると一度脂肪酸となるのですが、これがエネルギーとして使われるときは遊離脂肪酸と呼んでいます。

 

■コレステロール
コレステロールは細胞膜の成分としての役割及び、ステロイドホルモンの原料となる物質です。血中のコレステロールが過剰になると高脂血症になり、動脈硬化、心臓病を引き起こす原因となります。

 

ただここで注意しなければならないのはコレステロールの総量ではないということです。コレステロールには悪玉コレステロール(LDL)と善玉コレステロール(HDL)があり、悪玉コレステロールが過剰に増えることが健康上の問題となっているということです。裏を返せば善玉コレステロールは増えたほうが健康上望ましいです。

 

皮下の脂肪

体内に存在する脂肪の一部は体を作る原料となったり、エネルギー源となったりし、あまると脂肪細胞に蓄えられるようになっています。ここで蓄えられた脂肪の多くは皮下にある脂肪細胞に蓄えられます。

 

たとえば運動をすることによってエネルギーが不足すると、皮下に蓄えられていた脂肪が血液中に放出されて筋肉等に運ばれ、エネルギー源として消費されます。この皮下脂肪は全身に均一に存在しているのが望ましいのですが、年齢を重ねるごとに不均一になり、体形へ影響をおよぼしたり、病気の原因となります。

 

内臓の脂肪

肥満者の多くは、内臓に脂肪が蓄積されていることが近年の研究結果により明らかにされました。特に内臓に脂肪が蓄積されると、代謝異常を引き起こす原因となります。肥満で悩む方は、全身の脂肪の総量をチェックするだけでなく、必ず脂肪の分布や部位についてもしっかりと把握するようにしましょう。